2011年2月19日土曜日

たらいまぁ〜

昨日、ネパールから帰国しました〜
やっぱり体調は壊したものの、無事に帰って来れたよぅぅ
(って相当な心配性!?)


でも今回は仕事だったので、毎日がホテルと工場との
往復のみ!
ネパールと言えば、寺院巡りとかですよね。
でもそっち方面に行く時間はこれっぽっちも取れず。。


みなさんに本当のネパールをお見せ出来ないのが
残念です。。
てか、私も見れなかったのですけどね。。


それでも、ホテル 〜 工場に行く合間に撮った
ストリートスナップがあるので、少しお見せしますね!


こちら、ホテルから出てすぐの最初の大きな交差点




道路の補正は全くされておらず、みんなハチャメチャにバイクや車を運転します。
(朝の出勤ラッシュらしい)




朝はメチャクチャ冷え込むのに、人力車で待機するおじいさんは
ビーサン姿です。。(まず人力車の人がおじいさんだって事にビックリでした!)




朝はまだ静かなもんです。


大通りから1本道を入ると庶民の生活がかいま見れます。






人々が住む建物はやはりとても古いです。






床屋はないのかね。。



ネパールでは食べ物による食中毒がやはり1番怖いのですが、
ネパールに住んでいた友達には狂犬病も気をつけたほうがいいよ、
と言われ。。
まぁー日本でだってフツーに暮らしていたら犬にかまれる事なんて
ないでしょうけど、私は動物にすぐに触りたくなるたちなので、
『絶対にナデナデとかしちゃダメだよ!』ってキツく言われました。

でも、ホントに町中には沢山の野犬がいました。









人とうまく共存してるせいでしょうか。
野良犬なのにどの犬も穏やかな表情をしていて
とても可愛かったのです。



そして、ネパールで一番不便だったのは停電があること。
電気の供給が追いつかないので、政府が「計画停電」をしています。
計画的と言ってもその日の電通事情によって電気が使える時間は
バラバラで、1日の半分以上は電気がなかったのではないかと思います。

ホテルなんかは自家発電があるので、停電後も電気はあるのですが、
もちろん暗めの電気ですし、それでも10時とかには真っ暗になるのです。

これはまだ夜7時頃に夕飯を食べに行く時の町の様子です


暗いけれどまだ早いので、こうしてお店は開いてはいるのです。
でもなんだか怖いですよね。。


こんな不便な生活でも6日なんてあっという間で、
工場の人々がみんないい人達だったこと、
毎日アテンドとして付き添ってくれたMinaさん
お陰で本当にいい仕事が出来ました。

ありがとうございました!!


最後にネパールのお土産屋さんの写真☆
サイケ〜〜♫♫♫

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そして。
私のネパールへの感想。


もし『ネパールに住みなさい』と言われたら
間違いなく私は無理だと思います。

先進国で育った私にはネパールの様な場所では
順応しきれないのではないかと思います。

でも、こんな私でも思ったのは。

現実問題、そういう場所に人が住んでいるのが現状で。
貧困だから無理!なんではなく、貧困生活を余儀なく
してる人々がいるという事実を知る事が大事で。

同じ人間でどーしてこんなに困難な生活をしなければならないのか?
と何度となく思いました。
そして何の不自由もなく贅沢な(彼らから見たら)生活をしている
自分に心苦しい気持ちになりました。

ストリートチルドレンが少なくないのも事実で、罪もない
子供達がそういった生活を虐げられているのは本当に心が痛みます。

こんな事を言葉で言うのは簡単だし、
可哀想なんて誰もが思う事です。
当たり前の事しか言えないし、
私なんかがその現状を救う、救えないとかの次元じゃないし、

でも、
目に見えなくてもそういう気持ちで過ごす事が
大事だったりするのかな、とか、
そういう間接的な事が直接的になったりするのかな、とか、

思ったりして。
というか、そう思うようになりました。

小さな事でもいいからね。