2011年7月8日金曜日

こきさんからの手紙

いつも郵便受けにはダイレクトメール、もしくは請求書。。
そんな程度のものしか入って来ませんが、昨日はなんだか
お手紙っぽいものが入ってました。


うん?
誰だろう。。


それはこき かほるさんという方からでした。


こき かほるさんは先日お邪魔した千疋屋ギャラリーで行われいてた
ブルーブリーズ染色展の作家さんの1人です。

美大を出てから30年ものあいだ児童絵画教室をされて
その傍ら、染色の活動をされていた方です。


展示の横にその本達はあり、どーしても欲しくなってしまって
他の方に聞いたら『う〜ん、これは多分展示用で販売用ではないのよね。。』と。


『あ、じゃー本屋さんで探してみますから』
『でも、あなたすごく欲しそうだからこきさんに事情話してお売りしてあげるわ』


それで売って頂いたんです。


その方がきっとこきさんにお話しされたんでしょうね。
それで、こきさんからわざわざお手紙を頂いてしまったのです。


まだ本は1冊目の半分読んだか読まないかという所ですが、
もうすでにこきさんのその世界に引き込まれそうになっていた所に
お手紙を頂いてしまったものだからなんだか涙が出そうなくらい嬉しかったのです。


本もとても素晴らしく、こきさんは身の回りにあるすべての植物を愛で、
その日の天候や季節を楽しみ、そしてその草木で染色をする。
そんなこきさんの日々が綴られたエッセイです。


読んでいるだけで情景が目に浮かびとても穏やかな気持ちになります。


お返事書くの緊張するなー。。
でも、こきさんに合いそうな便箋を選ぼうと思っているのですが、
それもまた楽しい事ですね。


相手を思いやれるからこそ書けるお手紙っていいものですね。