2012年5月11日金曜日

切り絵作家Riyaさん


Riyaさんの作品を初めて見た時は度肝を抜かれました。。
どこか呪術的で、民族的な世界観を切り絵で繰り広げる切り絵作家Riyaさん。

テキスタイル科出身でありながら、どうしてこうも大変な切り絵で表現をするのか。
型染めの勉強をしている時に型彫りにピンときたようです。
絵を描くことだけで表現することにとどまらず、それをさらに切り絵というスタイルで
自己表現を追求する。

もう頭がさがります。。
なんて、感服している場合ではないのですが。。

今回は生で彼女の作品を見る事ができ、ほんとうにいい刺激をいただきました。
人の作品ばかり買っている場合じゃないんだけどね!でも買っちゃったよ!!
だって、ほんとうに可愛いすぎるから!

今もパソコンに向かっている壁の前に飾ってあります♡




バッジの売り上げは『東日本大震災みやぎこども育英募金』に募金されたそうです。










切り絵作家Riyaさん。すごいです。




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切り絵と言えば、
丸の内でやってる『KATAGAMI STYLE』も観てきたよー

『型紙』とは生地に文様を染めるための型のことです。テキスタイルデザインの原点です!
江戸時代に作られた何百とある型紙を見る事ができます!
コンピューターのない時代に作られたものですから、もちろん全てフリーハンドです。
にもかかわらず、そのデザインの細かさと、正確さ、緻密で高度な技を持った日本人。
かっこいいです!

展示としては、江戸時代に作られた型紙を展示してあるだけでなく、
それらの型紙がいかに西洋の芸術家達に影響を与えたかまでを追います。
絵画の分野では浮世絵が西洋の芸術家に大きな影響を与えたことは有名ですが、
型紙という工芸もまたアール・ヌーヴォーをはじめとする西洋の美術工芸に大きな
影響を与えたんだそうです。


それにちなんで、ウィリアム・モリスのテキスタイルや、アルフォンス・ミュシャの
ポスターなども展示されていて、アール・ヌーヴォー好きの私は最初から最後まで
興奮しっぱなしでした!




東京は今月の27日まで!